愛犬の病気の予防には、常日頃から飼い主が愛犬の体に触るなど、いつも健康状態を気にしてあげましょう。

犬は年齢とともに胃腸の働きが鈍くなり、足腰などの関節にも老化が進行してしまいますが、肥満や糖尿病といった生活習慣病や、中には精神的なストレス、心の病気なども増えてきています。

犬種別のかかりやすい病気や疾患

犬種別の患いやすい病気

 

フィラリア症

 

・フィラリア症とは

 

フィラリア症は犬糸条虫が心臓や肺動脈の血管内に寄生し、血液の流れが妨げられるために心臓機能、肝臓、腎臓等に障害を起こす寄生虫症で犬の死因の第一位を占めています。


フィラリアは蚊によって媒介されるため高温多湿な日本、その中でも都市部の寄生率は高く、東京近郊では三夏を経過した犬の92%が感染するとされています。

 

・感染経路

 

感染幼虫を体内に持った蚊が犬を刺し、幼虫が犬の体内に侵入。


この幼虫が血管内を移動、右心室に到達し3ヶ月して成虫となりミクロフィラリアを放出。

 

ミクロフィラリアは血液中に放出され全身に拡散。

 

犬を刺した蚊にミクロフィラリアが移行。


このミクロフィラリアは蚊の体内で感染能力を持つ成虫に成長。

 

蚊が犬の血液を吸う時同時に犬の体内に入り、最終的に右心室に寄生しそこで成熟虫になりミクロフィラリアを放出。

・症状

 

フィラリアに感染した当初や寄生数が少ない場合には別段の変化は見られません。

 

しかしフィラリアは最終的に心臓に寄生するため、心臓容積の小さい小型犬には早く症状が現れます。


初期症状...元気が無く疲れやすい、呼吸が早くなり咳が出る、体重が減少する。


末期症状...貧血を起こしやすい、運動直後に失神、喀血、腹水、黄疸、血色素尿をする。最終的には心臓機能の低下により死に至る。

 

・予防

 

フィラリア症の最大の予防は、中間宿主である蚊を防ぐ事です。

 

現状では蚊の発生する期間中、内服薬剤を継続投与して犬に感染した幼虫を駆除する方法が一般的です。

 

これらの薬は「感染予防薬」と言われ、離乳期を過ぎた生後2ヶ月から投与可能です。


服用期は蚊に刺されてから服用を始め、蚊が見られなくなってから1ヶ月後までの服用が必要となります。


服用期間中はしっかりと投与し、きちんと予防をしましょう。


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