愛犬の病気の予防には、常日頃から飼い主が愛犬の体に触るなど、いつも健康状態を気にしてあげましょう。

犬は年齢とともに胃腸の働きが鈍くなり、足腰などの関節にも老化が進行してしまいますが、肥満や糖尿病といった生活習慣病や、中には精神的なストレス、心の病気なども増えてきています。

犬種別のかかりやすい病気や疾患

犬種別の患いやすい病気

 

ジステンパー

 

・ジステンパーとは

 

ジステンパーは犬の伝染病中最も代表的なもので、ウイルスによって伝染する幼犬に特有の病気です。

 

他の病気と比べても感染率と死亡率が極めて高い事でも知られています。

 

ジステンパーウイルスは犬の各組織に侵入し、そこに潜在する細菌との混合感染によってさまざまな症状を引き起こすので、寄生虫がいたり他の病気にかかっている時にジステンパーウイルスが侵入すると多様な症状が現れてしまい、診断が困難になると同時に症状も重症になってしまいます。

 

・症状

 

ジステンパーの症状は大きく分けて以下の四つに分類する事ができます。


消化器症状...嘔吐、下痢、粘血便、流涎、食欲不振

 

呼吸器症状...咳、くしゃみ、鼻乾燥、鼻汁、呼吸困難

 

神経症状...神経障害、けいれん、全身麻痺

 

目の症状...流涙、結膜炎、充血、角膜炎、緑内障

 

この病気に感染し発病すると、40℃以上の熱が出て食欲が無く元気も無くなります。

 

2日後くらいに一旦熱が下がり、回復したかのように見えますが、再び発熱し食欲も減退してしまいます。

 

目ヤニ、下痢、咳が出て消化不良を起こします。

 

いわゆる一般的な風邪と区別がつきにくいのですが、膿のような青い鼻汁を出すようになればジステンパーと考えて間違いないでしょう。


ジステンパー特有の症状として神経症状があげられ、全身にわたる麻痺症状やけいれんがみられます。


このような症状の場合の死亡率は極端に高くなり、治った場合でも後遺障害が伴います。

 

・感染

 

感染している犬の鼻汁、目ヤニ、尿、便の中に病原ウイルスが含まれており、それに接触することで感染しますが、近距離の場合には空気感染もします。(潜伏期間は7〜10日)

 

・ワクチン

 

ワクチン接種に最適な時期は生後2ヶ月目であり、それ以前は母体から受け継いだ抗ウイルス体があるためこの時期にワクチンを接種しても効果がありません。


ワクチンは1回目の接種から1ヶ月後に2回目の接種を行なう事が最善とされています。

 

この効果は1〜2ヶ月で最高値を示し、後は低下して行くため1年ごとに追加接種を行ないましょう。


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